シーボルトの江戸参府(江戸にて)


3月25日(旧暦)には江戸参府の最大の目的である将軍への謁見式に向かう、午前6時に長崎屋をでて大手門より入場、将軍の世子(後の12代将軍、家慶)や諸大名の面会を受けた後に将軍徳川家斉に謁見、式典を経て世子や老中などの屋敷に引き回された後に夜9時頃に宿舎に戻った。
28日には将軍とその世子に対する別れの拝謁を終えた後に一行は帰路の準備にかかる。シーボルトは幕府蘭方医の依頼も受けて研究調査の為に江戸滞在の延長を申し出るが、幕府漢方医たちの必死の阻止にあって断念。
計37日間の江戸滞在を経て、4月12日(旧暦)に江戸を発ち、6月3日(現在の7月7日)に出島に到着。全行程143日の江戸参府を終える。



